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2026/11/2

スタッフブログ

鹿児島市|基礎工事から約3時間で完成した物置施工

今回は、敷地内に物置を新設した施工事例をご紹介します。

お客様からは、屋外で使用する工具や園芸用品、普段あまり使用しない荷物などを収納できるスペースが欲しいとのご相談をいただきました。

そこで今回設置したのが、ヨドコウの物置「エルモ LMD-1522」です。

十分な収納スペースを確保できる中型物置で、日常的に使用する道具から季節用品まで、幅広い荷物の収納に対応できます。

物置は本体を組み立てるだけでなく、設置する地面の状態や基礎の水平、各部材の固定などが仕上がりを左右します。

今回は基礎工事から本体の組み立て、棚板・扉の取り付けまで、各工程を丁寧に進め、約3時間で施工が完了しました。

短時間でありながら、水平調整やアンカー固定など、見えない部分の施工にも手を抜かず仕上げています。

今回設置した物置|ヨドコウ エルモ LMD-1522

今回使用した製品

  • メーカー:ヨドコウ(淀川製鋼所)

  • 商品名:エルモ

  • 品番:LMD-1522

  • タイプ:一般・積雪共用型

  • 扉:2連片引き戸

  • 土台寸法:幅1,512mm × 奥行2,213mm

  • 屋根寸法:幅1,577mm × 奥行2,407.5mm

  • 高さ:約2,118mm

  • 床面積:約3.35㎡(約1.01坪)

  • 製品重量:約235.5kg

  • 標準付属品:棚板2枚・アンカープレート

LMD-1522は、収納力と使いやすさを兼ね備えた物置です。

特徴の一つが、下部にレールのない扉構造です。一般的なレール式の扉と比べて、レール部分に砂やゴミが溜まりにくく、日常のお手入れもしやすい設計になっています。

また、2連片引き戸を採用しているため、収納物の出し入れもスムーズに行えます。

エルモ製品画像

※イメージ画像です。

施工前|物置の設置場所を確認

今回はこちらのスペースに物置を設置していきます。

物置設置場所

物置を長く安全に使用するためには、本体の組み立てだけでなく、設置する地面の状態を確認することも大切です。

特に、基礎となるブロックの高さや水平が揃っていないと、物置本体に歪みが生じたり、扉の開閉に支障が出たりする可能性があります。

そのため、最初に設置位置と寸法を確認し、基礎づくりから丁寧に進めていきます。

① 基礎工事|コンクリートブロックを水平に配置

まずは、物置を支える基礎部分を施工します。

今回はコンクリートブロックを使用し、物置の土台となる部分に指定された寸法で並べていきました。

ブロックを配置する際には、水準器を使用して一つひとつ水平を確認します。

物置は本体重量だけでなく、収納する荷物の重量も加わるため、土台が不安定だと本体の歪みや扉の開閉不良につながることがあります。

また、地面と物置の底面との間に適切な空間を設けることで、雨水や湿気が直接本体の底部に触れるのを抑える役割もあります。

物置を安定して使用するための重要な工程です。

コンクリートブロックを設置する職人

② 下枠の組み立て|物置全体を支える土台づくり

基礎ブロックの設置が完了したところで、コンクリートブロックの上に物置の下枠を組み立てていきます。

下枠を組み立てる職人

下枠は、物置の床や柱、壁などを支える土台となる重要な部材です。この部分の水平や位置がずれていると、その後の組み立てにも影響が出てしまいます。

今回は、ブロックと下枠の間にスペーサーを入れながら高さを調整し、全体の水平を丁寧に確認しました。

さらに、物置の転倒や位置ずれを防ぐため、下枠にはアンカープレートを取り付けています。

アンカープレートは、物置本体と設置面を固定するための金具です。今回はこのプレートを利用して土間にアンカー工事を行い、物置本体をしっかりと固定しました。

物置は風の影響を受けることもあるため、本体を基礎に固定することは安全性を確保するうえで大切な作業です。

普段はあまり気にすることのない部分ですが、水平調整と転倒防止対策を丁寧に行うことで、安心して長く使用できる土台をつくります。

下枠設置後の現場写真

③ 床補強材の取り付け|床を支える下地を施工

続いて、床補強材を取り付けていきます。

床補強材を取り付ける職人

床補強材は、後から敷き込む床材を下から支えるための部材です。

物置の床には、収納する荷物の重量が常にかかります。床をしっかり支える下地を設けることで、荷重を分散し、床部分の安定性を確保します。

下枠との位置関係を確認しながら、所定の位置に床補強材を取り付けました。

この後の床材を安定して設置するためにも、正確な取り付けが必要な工程です。

床補強材設置後の現場

④ 柱材の取り付け|本体の骨組みを組み立てる

次に、物置の骨組みとなる柱材を取り付けます。

柱材を取り付ける職人

柱材は、上枠や屋根などを支え、物置全体の形状を保つための重要な構造部材です。

柱の取り付けでは、単にボルトで固定するだけでなく、垂直になっているかどうかを確認することが大切です。

今回は、柱を所定の位置に仮固定した後、水準器(水平器)などで垂直を確認し、位置を調整してから本締めを行いました。

最初からボルトを完全に締め付けてしまうと、後から位置を微調整することが難しくなるため、仮締めから本締めへと段階を踏んで作業を進めます。

柱材取り付け後の現場

⑤ 上枠の取り付け|上部の骨組みを形成

柱材を設置した後は、前後・左右に上枠を取り付けていきます。

上枠を取り付ける職人

上枠は、柱同士をつなぎ、屋根や壁パネルを取り付けるための上部の骨組みとなる部材です。

また、物置全体の形状を整え、各部材を安定して固定する役割もあります。

前後・左右の位置関係を確認しながら取り付け、ボルトで固定していきます。

ここまで組み立てると、物置の基本的な骨格が見えてきます。

上枠を取り付けた現場写真

⑥ 間柱の取り付け|壁パネルを支える部材を設置

続いて、上枠と下枠の間に間柱を取り付けます。

間柱を取り付ける職人

間柱は、壁パネルを固定するための下地となる部材です。

壁パネルをしっかりと固定するために必要な部材であり、壁部分を支え、物置全体の安定性を高める役割があります。

上下の枠との接続位置を確認しながら、所定の位置に間柱を取り付けていきました。

間柱を取り付けた現場

⑦ 母屋材の取り付け|屋根を支える骨組みを設置

次に、左右の間柱に母屋材を取り付けます。

母屋材を取り付けている職人

母屋材(もやざい)とは、屋根材を支えるために設置する横方向の部材です。

屋根にかかる荷重を受け止め、屋根材を安定して固定する役割があります。

屋根材を取り付ける前に、母屋材の位置や固定状態を確認しながら、しっかりと取り付けていきます。

普段は屋根の内側に隠れてしまう部分ですが、屋根を支えるために欠かせない部材です。

母屋材を取り付けた現場

⑧ 屋根材の取り付け|雨風から収納物を守る

骨組みが整ったところで、屋根材を取り付けていきます。

屋根材を取り付ける職人

屋根材は、雨や日差しなどから物置内部の収納物を守るための部材です。

今回は上枠の上に屋根材を載せ、位置を確認しながらボルトで固定しました。

屋根材の取り付けでは、各部の位置がずれていないか、ボルトが適切に固定されているかを確認することが重要です。

屋根部分が完成すると、物置らしい外観が見えてきます。

屋根材を取り付けた現場

⑨ 壁パネルの取り付け|物置内部を囲う

続いて、物置の壁となるパネルを取り付けます。

壁パネルを取り付ける職人

壁パネルは、物置内部と外部を仕切り、収納物を雨風や外部環境から守るための部材です。

今回は物置の内部側から壁パネルを取り付けていきました。

周囲の柱や間柱との位置関係を確認しながら、一枚ずつ所定の位置に納めて固定します。

パネル同士の取り合いや固定部分に注意しながら作業を進めることで、きれいな仕上がりにつながります。

壁パネルを取り付けた現場

⑩ 鼻隠し・床板の取り付け|屋根まわりと床面を仕上げる

壁パネルの取り付け後は、鼻隠しを設置します。

鼻隠しを取り付ける職人

鼻隠しとは、屋根の端部を覆うための仕上げ部材です。

屋根まわりの骨組みや端部を隠すことで、外観をすっきりと整える役割があります。

今回は、上枠コーナー部分の樹脂部材に被せるようにして鼻隠しを取り付けました。

こうした細かな仕上げ部材まで正しく取り付けることで、全体の見た目もきれいに仕上がります。

続いて、物置内部に床板を設置します。

床板を取り付ける職人

床板は、収納する荷物を直接支える部分です。床補強材の上に位置を合わせながら敷き込み、床面にずれや浮きがないかを確認します。

床板を設置することで、物置内部を荷物の収納に使用できる状態に整えていきます。

鼻隠し・床板を取り付けた現場

⑪棚板の取り付け|収納スペースを使いやすくする

本体の組み立てが進んだところで、内部に棚板を設置します。

棚板を取り付ける職人

今回使用したLMD-1522には、標準付属品として棚板2枚が付いています。

棚板を設置することで、床面だけでなく上部の空間も有効活用できるようになります。

取り付け方法は、まず壁パネルに設けられた穴に棚受けを設置し、その上に棚板を載せる仕組みです。

棚受けは棚板を下から支え、収納物の重さを受け止める役割があります。

収納する物の大きさや使用頻度に合わせて棚を活用することで、物置内部を整理しやすくなります。

棚板を取り付けた現場

⑫ 袖壁・扉の取り付け|最後の仕上げ

最後に、正面部分の袖壁と扉を取り付けます。

扉を取り付けている職人

まずは正面に間柱を取り付け、その後、袖壁パネルを設置していきます。

袖壁は、正面の開口部と側面の壁部分をつなぐ役割を持つ部材です。

続いて、扉を吊り込んで取り付けます。

今回採用したLMD-1522は2連片引き戸タイプです。2枚の扉を左右にスライドさせて開閉する構造になっています。

また、下部にレールがない設計のため、砂やゴミが溜まりにくく、日常的な開閉やお手入れのしやすさにも配慮されています。

扉の取り付け後は、開閉の動きや建付けを確認し、スムーズに動作するよう調整していきます。

袖壁・扉を取り付けた現場

施工説明書と異なる順番での組み立てについて

今回の施工では、メーカーの組立説明書に記載された工程と、一部組み立ての順番を変更して作業を行っています。

物置の組み立てでは、部材同士の干渉や作業スペース、固定作業のしやすさなどを考慮しながら、現場の状況に合わせて工程を調整する場合があります。

今回も、各部材の取り付け位置や向き、固定方法など、製品本来の組立仕様を守ったうえで、作業しやすい順番に調整して施工しました。

ただし、組み立ての順番を変更する場合でも、メーカーが指定する施工条件や固定方法を守ることが前提となります。

また、部材の取り付け忘れや固定不足がないこと、各部の寸法や建付けに問題がないことを確認する必要があります。

完成後も各部のボルトや固定箇所を確認し、安全に使用できる状態に仕上げることが大切です。

施工後|約3時間で物置の設置が完了

基礎づくりから本体の組み立て、棚板や扉の取り付けまで、すべての工程が完了しました。

今回の施工時間は約3時間。各部材の取り付けや水平調整、アンカー固定などを行いながら、スムーズに組み立てを完了することができました。

今回設置したヨドコウのエルモ LMD-1522は、床面積約3.35㎡、約1.01坪の収納スペースを確保できる物置です。

標準付属の棚板2枚を活用することで、床面だけでなく上部の空間も収納に利用できます。

また、2連片引き戸によって荷物の出し入れもしやすく、工具や園芸用品、季節用品など、さまざまな物の保管に活用できます。

今回の施工では、下枠へのアンカープレート取り付けに加え、土間へのアンカー固定も実施しました。物置本体を設置面にしっかりと固定することで、風などによる転倒や位置ずれへの対策も行っています。

物置は完成すると基礎や骨組みなどが見えなくなりますが、長く安心して使用するためには、こうした見えない部分の施工が重要です。

完成写真

今回の金額(材工込み):約26万円(税込)

施工時間:約3時間

物置の設置をご検討の方へ

物置を設置する際には、製品の大きさや収納力だけでなく、設置場所の広さ、地面の状態、基礎の施工方法なども考える必要があります。

また、設置する物置の種類によって、必要なブロックの数や組み立て方法、転倒防止対策なども異なります。

今回使用したヨドコウのエルモシリーズのように、収納する物や設置場所に合わせてサイズを選ぶことも大切です。

本田住器では、物置の設置をはじめ、住宅設備工事や水まわりのリフォーム、外構工事など、住まいに関するさまざまなご相談に対応しています。

「庭に物置を設置したい」
「工具や園芸用品を収納するスペースが欲しい」
「どのくらいの大きさの物置が適しているか相談したい」
「物置の組み立てや設置を依頼したい」

このようなご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

設置場所やご希望を確認したうえで、使い勝手や設置条件に合わせたご提案をいたします。

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